朝起きたときに枕に大量の抜けた毛を発見して驚くことがありますよね。
どうやら人間の抜け毛の量は季節によって変化するそうです。
動物には換毛期というものがありまして暖かくなったら毛の量を減らして涼しくして、寒くなってきたら毛を増やし暖かくするという防衛本能です。
人間も動物ですから、このような本能が働くのは当然のことで季節の変わり目に抜け毛が増える傾向にあります。
それでも、気分のいいものではないと思うので抜け毛の原因と予防の方法、抜け毛の季節の関係をまとめました。
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抜け毛の原因に季節は関係ある！？
基本的に動物の換毛期は、3月と11月といわれていまして人間の髪の毛もこの時期に抜け毛が増えるといわれています。
ただ動物と違って冬の毛に替わるということはないので、抜け毛が増える時期が春と秋だと考えられています。
秋の抜け毛が1番ヤバい！？
最近の夏の日差しは痛いぐらい肌に刺さります。
もちろん頭にも注いでくるので、強い紫外線で髪や頭皮が思った以上に疲れています。
そのダメージを放って置くと、秋の抜け毛が増える原因なります。
秋に抜け毛が増える理由
気にするべき点は夏の疲れやダメージです。
長期休暇での旅行や遊びで生活習慣の乱れや栄養バランスが偏ったりしてませんでしたか？
帽子や日傘をせずに外出していた
秋の抜け毛は夏のUVケア不足が原因であることが多いそうです。
夏は冬に比べて3倍の紫外線量があり、さらに頭皮は顔の3倍以上の紫外線を浴びるそうです。
そうしたことで頭皮が日焼けをし乾燥や炎症を起こします。
冷房の効いた部屋でばかり過ごしていた
夏の紫外線だけではなく室内の冷房も実は頭皮にとってダメージになります。
冷房の効いた部屋に長時間いますと、体が冷えて血行が悪くなり毛根への栄養が行きわたらなくなります。
エアコンの乾いた空気で頭皮が乾燥する恐れもありますので、冷房はほどほどにしたほうがいいでしょう。
冷たいものばかり食べて偏った食事になった
夏の食生活の乱れが秋頃に抜け毛や薄毛となって表れます。
食べたものが影響するのは3か月後です。
暑いので台所に立ちたくないからコンビに弁当や、仕事の後の1杯の冷えたビールがおいしくつい飲みすぎてしまう。
こういった栄養バランスの悪い食生活、冷たい飲み物を取りすぎで体を冷やし血流を悪くしていると髪や頭皮にも影響が出ます。
暑くてあまり眠れなかった
暑いとなかなかしっかりと眠れないものですよね。
しかし、睡眠中に分泌する成長ホルモンが睡眠不足で阻害されると、新しい髪の毛や今生えている髪の毛の発育に良くない影響を与えています。
睡眠不足からストレスもたまり、薄毛の原因となる脱毛因子を分泌してしまうリスクも考えられます。
頭皮ケアをして抜け毛を減らそう！
夏に受けたダメージを放っておくと秋の抜け毛が増える原因になります。
その対策として3つの秋の抜け毛予防のポイントを押さえて起きます。
- 頭皮環境を清潔にする
- 食生活を見直す
- 適度な運動と十分な睡眠をとる
抜け毛の本数は！？
髪は通常1日に50～100本抜けるといわれていますが、秋には200本以上に増えることがあるそうです。
平均毛髪本数10万本÷平均ヘアサイクル5.5年÷1年365日＝1日に抜ける本数50本という計算式があるみたいです。
ですが、あくまでも平均でありまして抜け毛の本数は個人差が大きそうです。
抜け毛の原因は膠原病(こうげんびょう）
膠原病は全身性の病気で、これによって脱毛が起こることがあります。
膠原病とは皮膚や関節、血管などが炎症を起こす免疫系の病気の総称です。
抜け毛が増えて、尚且つ体が不調だと感じましたら膠原病の可能性があるかもしれませんので、その際は医師に相談してください。
膠原病について詳しくは下記に表記されています。
5年生存率が90％以上になった膠原病。主な治療方法って知ってる？
抜け毛と毛根の関係
抜け毛は通常、先端の部分に丸い毛根がついています。
抜けた髪の毛を見て、付け根の部分が丸い状態で普通の毛根です。
もし毛根がない場合、早めに対処しないと急速に抜け毛が進行する恐れがありますので、確認することも時には必要になります。
抜け毛に毛根がないときの対処法
抜け毛に毛根がない時の対処法をご紹介。
髪の毛に栄養が行き届くようにすることが大事なので以下のポイントを意識するようにしてください。
毎日5～10分ほど頭皮マッサージをする
頭皮マッサージは、血行を促進する効果が期待されます。
髪の毛の栄養不足は血行不良が1つの原因とされていて、頭皮マッサージは最適な対処法でしょう。
頭皮マッサージは、以下の手順で行います。
- 側頭部から頭頂部をマッサージします
- 前頭部からこめかみをマッサージします
- 仕上げに頭皮全体を軽く刺激します
5～10分程度を目安に行うようにしましょう。
定期的に運動する
血行不良の原因として運動不足も考えられます。
血行促進をするために定期的に運動するよう心がけましょう。
ダイエットや筋肉の増強が目的ではないので、隙間時間にできるストレッチや通勤時などに軽くできるウォーキングなど最適です。
食事の栄養バランスを考える
栄養バランスを考えた食事内容に改善することにより抜け毛予防の効果が期待できます。
ダイエットで食事量が極端に少ない方。
髪の毛の成長に必要な栄養素が足りず、毛髪がやせてしまう可能性があります。
偏食で油物や糖分が大好きな方。
頭皮の皮脂が過剰に分泌されて、毛穴の詰まりで髪の毛の成長を阻害している可能性があります。
なるべくストレスを溜め込まない
ストレスは目で見えないため気がつかないうちに溜まってしまいますが、自律神経の乱れを引き起こしますので無視はできないです。
自律神経が乱れると、食欲不振や不眠の原因になりストレスが蓄積していくと、身体の自己免疫機能に不調が起きる可能性があります。
その状況が悪化すると、髪の毛が円形に抜けてしまう円形脱毛症を発症してしまいます。
育毛剤を使用する
普段の生活習慣の改善以外に、抜け毛予防したいのであれば育毛剤もお勧めです。
育毛剤には、さまざまな頭皮ケアや育毛サポート成分が配合されていて、メーカーによって作用が違いますが主に頭皮の血行促進や皮脂バランスの改善効果などが期待できます。
抜け毛の先端に毛根がない方は栄養素が豊富の育毛剤を、皮脂が気になる方は頭皮環境を整える作用のある育毛剤を選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
抜け毛にもさまざまな原因があり、その時の体調や頭皮と抜け毛の状態によって変わってきますので気になるようでしたらチェックしてください。
そして何か違和感を感じましたら早めの対処をしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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